英会話習得に必要な一見非効率だが、実は効率的な学習法！

皆さんは、最近英語の略語を見る機会が多いと思いませんか？

例えば「SDGs」「IoT」「WHO」「LGBT」など。

皆さんは、これらの正式の意味を説明できますか？

実は略語で覚えるより、元の言葉で覚える方がずっと覚えやすいですし、意味もわかりやすいのです。

例えば、「SDGs」ではなくて「Sustainable Development Goals」「持続可能な開発目標」と覚えた方が、単語の意味を覚えやすいのでわかりやすいと思います。

つまり略語で繋がるよりも、一つ一つの単語として繋がっているものを覚えた方が、意味が理解できて覚えやすく、忘れにくいということです。

なぜなら、意味のある内容を覚えることで、ひとかたまりの文章として、覚えることができるからです。

また略語などの記憶は人間の脳に存在するが、引き出せなくなる。

つまり忘れるのではなく思い出すのが難しいということです。

なので記憶は単語を関連づけて思い出す方法が正しいのです。

私たち日本人は、「単語ばかり覚えている」「カタカナの通り発音をしている」「リスニングが出来ていない」など間違いだらけの学習方法で、英会話がなかなか上達しません。

例えば単語を覚えるのではなく、文章を丸暗記する。

つまり英会話は文章の「つながり」で覚えるのが正しい学習法です。

そこで、最も日本式で文章を丸暗記するのが「お経」です。

実はお寺のお坊さんがお経を唱えて覚えるのと、英語や中国語などの外国語の文章を習得する方法が同じなのです。

毎日お経を唱えていると、あの長いお経が書いているものを見なくても、自然に口からすらすらと出てきます。

私が中国語を話せるようになったのも、お経のおかげです。

実は毎日仏壇にお経を唱えていたので、長い文章を覚えることができるようになりました。

もちろんお経のような長い文章を全て覚えなくても、段落ごとに分けて覚える方法で十分です。

皆さんはTV番組で、外国人が日本の空港に着いた時「why did you come to japan」と言っているのを見たことがありますか？

毎回聞いていると、お子さんでも自然と覚えますよね。

つまり、フレーズを繰り返し聞くと、その状況を見て理解して覚えます。

これが本来の外国語の覚え方です。

単語単体を覚えるより、文章の中で単語の意味も理解できます。

例えば、もっと短いフレーズで言うと

「How much is this」

「How old are you」

「Hamburger and coffee please」

などは皆さんわかりますよね。

小さなお子さんでも外来語として英単語は入ってきているので、単語から始めてもすぐに覚えると思います。

多分お子さんは覚えるのが早いです。

外来語の数は、およそ3万語ですが、和製英語を除いても、かなりの数の外国語を普段から使っていることになります。

また、フレーズで覚えれば、発音もネイティブっぽくなります。

あとは慣れるだけです。

皆さんは単語だけを覚えて英語で会話できますか？

実は英語で会話するために必要なことは、スポーツと同じで勉強ではなく、まずは練習することが最も重要です。

もちろん文法などの勉強も必要ですが、まず最初は練習することから始めます。

つまりスポーツを身につけるプロセスと同じことなのです。

練習方法で大事なことは、会話の中でメインに使う「3つの型」に当てはめるトレーニングをすることです。

ポイント1 ：英語の音に慣れる

リスニング力がないとスピーキング力も伸びません。

英語を話すには相手の話をしっかり聞き取り、その内容を理解した上で話す必要があります。

また会話の中で相手が理解できる発音を習得するには、英語の音に慣れ、自分の発音を改善していくことが大事です。

ポイント2：英語の表現を増やす

次に大事なことは使える英語の表現を増やしていくことです。

英語のスピーキング力を上げるには、同じことを話す場合でも複数の表現を使うことが重要です。

ポイント3：英語を毎日アウトプットする

その練習方法は日常の生活の中で毎日使う言葉で繰り返し話すことです。

朝のルーティン、昼のルーティン、夜のルーティンに沿って話す練習をしましょう。

今回ご紹介した英会話学習法は、当スクールの講師たちも実践していた効果的な習得法です。

無理なく無駄なく効率的に英会話を習得するために、皆さんもぜひ実践してみませんか。