実は中国語は日本人にとって英語より習得しやすい！！

中国語初心者の方がまずやるべきことは発音（ピンインと声調）です。

日本語と同じような漢字を使う中国語ですが、発音は日本語には無い音があります。

発音を理解しなければ、話すことも聞き取ることもできません。

英語でも同じですが、発音を身につけることが最も重要です。

中国語には「ピンイン」という発音表記法があって、アルファベットで書かれています。

またそれに加えて「声調（四声）」という音の上げ下げを表すものがあり、その両方を使って発声します。

つまり「ピンイン」を見て「声調」の通りに発音するということです。

また中国語には母音が36個と子音が21個あります。

日本語は「アイウエオ」の5つなので、それと比べると複雑ですが、最初に徹底して学習すれば、あとはそれほど難しくはありません。

中国語には5000以上の常用単語がありますが、覚える目安としては2000語以上が必要です。

2000語ほど覚えれば、ほぼ一般的な会話ができるようになります。

ただ単語をやみくもに覚えても、会話する時に出てこないことがよくあります。

そのため日常的によく使うフレーズを覚えることで、自然と習得できる単語数も増えていきます。

つまり単語を単体で覚えるよりも、毎日の日常会話で使う単語をフレーズごと覚える方法が有効です。

これは英語でも同じです。

例えば、家での家族との会話や学校での友達との会話など、使う頻度が多い単語はすぐ脳に定着します。

中国語を習得するには、普段使う短いフレーズで覚えることです。

なぜなら簡単なフレーズの中には、単語、文法、発音が含まれているからです。

これも英語と同じです。

一般にどの言語でも同じですが、通常会話する時は短いフレーズを組み合わせて会話します。

それを毎日の生活の中で実践することで、母国語と同じように聞き取れるようになり、話せるようになるのです。

また覚えたフレーズの単語を置き換えることで。実践会話として使えるようになります。

この方法も中国語だけでなく、英語やその他の外国語でも同じです。

普段の日本語での会話を中国語に置き換えて練習してみましょう。

そうすると脳に定着してスムーズに言葉が出てくるようになります。

中国や香港、台湾、シンガポールなどの中国語圏で生活できるレベルになるためには、ある程度実践的な会話フレーズを習得することが必要です。

つまりネイティブが話すスピードや発音を聞き取れるかどうかということです。

これもその状況に応じた場面をスマホやオンラインレッスンなどで聞き取る習慣をつけてください。

それを繰り返すことによって、1日の流れに沿った場面ごとのフレーズが聞き取れるようになります。

またネイティブの発音を聞くことで、自分自身の発音も徐々にネイティブレベルに近づき、相手に伝わるようになります。

そして最終的には、中国語のドラマや音楽も聞き取れるようになります。

まずは同じフレーズの音楽を繰り返し聞くことで、理解でき発声できるようになります。

ドラマの場合は長文になるので、まずは聞き取れる単語の数を徐々に増やしていきましょう。

また海外に行かなくても日本国内で中国人と交流すれば、誰でも日常会話レベルになります。

私は子供たちに会った時には必ず中国語で挨拶します。

また短いフレーズで話しかけてみます。

そうすると初めは戸惑っていた子供たちが、慣れてくると簡単な中国語を聞き取れるようになります。

そして特に驚いたのは発音です。

小さな子供は耳がいいので、ネイティブ並みの発音がすぐにできるようになります。

その言語習得能力はすごいです。

一つ外国語を習得すると他の言語を習得するコツがわかり、複数の外国語を習得することも可能になります。