どうすれば英語が話せる？日本人にマッチした学習法とは！

英語が習得しやすい国とは、「英語と比較的似ている国の言語」に限った場合です。

英語と似ている国とは、ドイツ語やフランス語、イタリア語、スペイン語などヨーロッパの国の言語です。

それぞれの国には単語などは同じものもたくさんありますし、文の形（単語の並び順）もとてもよく似ています。

私たちの日本語も漢字を使うという点では中国語とよく似ていますし、全く同じ意味の漢字もあります。

また韓国語は発音の仕方が日本語と似ていて、海外で韓国語を聞くと日本語と間違うこともあります。

それぞれ近い言語とは、方言のような感覚で聞き取れるようになり話せるようになるのです。

ただ最近では、たくさんの英語が外来語として日本に入ってきており、日本語と全く同じ意味の外来語もたくさんあります。

その反面、英語だと思っていた言葉が海外で通じないということがよくあります。

その違いを知り正しい英語を身につけましょう。

英語初心者にとっては「バイリンガルの日本人講師に学ぶ」ことが最も有効です。

なぜなら日本人講師は英語学習の苦労やノウハウを知っているからです。

日本人講師であれば日本語と英語の言語的な違いを理解し、日本人が学ぶ上でどこが難しいのか、どのような表現が最適かなど的確なアドバイスをすることができるからです。

私自身海外で日本語学校を運営していた時、初心者については、まずその国の日本語講師が教えるようにしていました。

例えば、私が教えても正確な発音ができないことが多かったのです。

しかしその国の講師が教えると正しく発音できます。

つまり母国語だと当たり前のように発音していますが、初心者が外国語を正しく発音するのはかなり難しいです。

私たち日本人も英語の発音が正しくできないのと同じです。

そのため初心者が学ぶ場合は、同じ国の講師に学ぶのが最も良い方法です。

英語を話すためには、フレーズを繰り返し覚えるのは良い方法ですが、身につけるには場面を想定して覚えるのが効率的です。

しかし一度にたくさんのフレーズや場面を想定するのは、かえって脳に定着しにくいです。

まずは焦らずに毎日使う頻度が多いフレーズが反射的に口から出るようになるまで発声してください。

それができるようになってから、また次のフレーズに挑戦しましょう。

その時は、すでに定着しているフレーズに関連したものを選ぶと少しずつ表現が広がっていきます。

一度にたくさんのフレーズを覚えるのではなく、少しずつ確実に脳に定着させましょう。

私たちが幼児の頃に日本語を覚えたように・・・

あるシチュエーションのフレーズが身につくと、次のフレーズを覚えるのは比較的簡単です。

それは覚え方（要領）を脳が理解しているからです。

英会話を習得するには、習慣化とアウトプットを前提としたインプットを繰り返すことが重要です。

毎日継続しやすい英会話の勉強法は、英語でなんというのか日常的に考えることです。

例えば幼児が言語を身につけるときによくあるのが、「これは何？」とよく聞いてきます。

自分の身近にあるものや、よく使うフレーズから覚えるので、実際のコミュニケーションにすぐに活かすことができます。

また短い英語動画や音声を何度も聞くのも効果的です。

一度聞いただけでは理解できないものも繰り返し聞くことで聞き取れるようになります。

私がお勧めしたいのは、1日の流れの中でよく使う日本語を英語でなんというか日常的に考えることです。

例えば通学時や通勤時に、今日学校や会社に行って話すことを英語で考えることが有効です。

朝の挨拶や昨日あったこと、今日何をするのかなど短い会話でいいので声に出す習慣をつけることです。

もちろんいきなり友達や同僚に英語で話しかけるわけにはいかないので、自分だけで話す練習です。

それを習慣づければ、少しずつ脳に定着します。

今回説明したことは、海外で生活する多くの人が行う方法の一つです。

私自身も海外での生活の中で毎日繰り返し相手の言葉を聞き、それを真似をすることで習得しました。

もちろん海外では日本語は使えないので、自分だけで考えるのではなく声に出していました。

最初は通じないことも多かったのですが、毎日繰り返していくと少しずつ通じるようになりました。

日本にいる外国人もこれと同じ方法で日本語を学んでいます。