英会話力を短期間で劇的に伸ばすことができる方法とは！

私は海外や日本国内で、色々な国の外国人に日本語を教えていました。

その時に感じたのが、短期間で習得できないと挫折して諦めてしまう人が多いということです。

同じようにレッスンを受けても、短期間で習得できる人とできない人に分かれてしまいます。

その違いはテキストだけ勉強して帰ってしまう人と、レッスンの後も私と雑談する人の違いです。

雑談すれば日常よく使うフレーズを繰り返し話すことが多いので、それが脳に定着するのです。

つまりレッスンに来るたびに、繰り返し関連した同じような内容の話をするので、短期間で聞き取れるようになり、話せるようになるのです。

これは英語や中国語、韓国語など、どの言語でも同じです。

そのため私たち日本人も、まずは英語で最低限必要な会話だけを繰り返し習慣づければ、短期間で習得することができるはずです。

私たちも日本語を毎日聞くことで話せるようになったのです。

私自身も仕事で初めて中国に行った際、全く中国語は理解できませんでした。

仕事中は通訳がいたので不便はありませんでしたが、仕事が終わるとそこからは1人です。

たちまち生活に支障が出る有り様です。

カタコトの英語で話してもスーパーやレストラン、タクシーや電車、バスなどの交通機関でも中々通じません。

しかも一人で立ち上げた会社なので、私以外は全員中国人です。

そこで腹をくくって始めたのは、毎日の行動パターンに応じた中国語に絞って、繰り返し話しかけたのです。

そうすると相手も徐々に理解してくれるようになり、相手の言葉も理解できるようになりました。

このやり方は、海外で生活していたのですぐに習慣化できたのですが、日本で英会話を身につけるのも基本は同じです。

まずはゴールの状態をはっきりさせる。

次に決まった英会話だけにフォーカスする。

最後に徹底的に同じ言い回しを繰り返す。

以上３つのことを徹底すれば、3ヶ月で最低限の英会話ができるようになります。

最近ではインバウンドの外国人がたくさん来日しているので、接客業の方はある程度英語でやり取りできています。

ターニングポイント（分岐点）とブレイクポイント（転換）を意識して行えば、短期間で英会話力を伸ばすことができます。

仕事で英語を使いたい場合は、目標がはっきりしているので短期間で結果が出やすいです。

例えば全く英語が話せない人の場合は、インバウンド向けの飲食店などが良いと思います。

たくさんの英語を聞くことができ、決まった言い回しが多いので初心者向きです。

また中学生レベルの英語のやり取りで十分なので、誰でもできるはずです。

あとは耳を慣らすのにちょうど良い会話のレベルです。

英語で話せるようになるためには、相手の英語を聞いて理解できることが第一ステップなので、徹底的に耳が慣れるようにしましょう。

耳が慣れてきたら、少しずつ話してみてください。

最初からネイティブ発音ができなくても心配しないでください。

繰り返し外国人の発音を聞いていれば、自然とネイティブにも通じる発音になってきます。

まずは外国人とのコミュニケーションに慣れることです。

これを2〜3ヶ月続けていれば、十分コミュニケーションが取れるようになります。

また自信も出てきます。

この「自信」がとても大事です。

初中級レベルの人は、ホテルのフロント業務が良いと思います。

ある程度英語が聞き取れるようになると、次は英語で話すことが必要になってきます。

英語で話すと言っても決まったやりとりをすることなので大丈夫です。

基本は毎日繰り返し同じようなやりとりになるからです。

そのため3ヶ月ほど続けていれば、ほぼできるようになるはずです。

たまに分からないことがあっても、同僚に聞けばすぐに理解できます。

海外に近い環境に近づけるという点では、ホテルのフロント業務が最適です。

初級、初中級にしても毎日続けていけば、海外での生活環境に少し近づけます。

またすべての外国人観光客が英語のネイティブではないので、私たちとそれほど差がないと思います。

現状での外国人観光客はアジアの方が多いので心配ありません。

自信を持ってチャレンジしましょう。

英語で話せるようになるには明確な目標を持つことが重要です。

そして英語を話す機会を自ら作ることも必要です。

幸いなことにインバウンドで日本を訪れる外国人観光客はアジアの人が多いです。

つまり英語ネイティブではなく、私たち日本人と同じ英語が第二言語の人たちです。

そのため日本人にとっては比較的聞き取りやすいです。

これを英語習得のチャンスと捉えて積極的に取り組みましょう。